元ペーパーアイテム業者で作成を担当していたりえ(@aloalorie)です。
結婚式の準備に忙しいあなたへ。
席次票や招待状などのペーパーアイテムを自作するかネットで頼むとコスト削減できるのでおすすめです。
招待状や席次票のルールさえわかれば自分で思ったより簡単に作成できるので、節約を考えいているカップルにはおすすめします。
ただし、時間がない、効率的にやりたいカップルは式場ではなくネットで印刷までしてくれる業者があるのでそこをおすすめします。
元働いていた立場から言うと、正直式場の業者はペーパーアイテムに限らずやはり高めに設定されているんですよね。
結婚式は相場は300万円といわれます。
そのうちの少しでも費用を抑えられたらいいですよね。
そんなペーパーアイテムについて元業者の私がコツやおすすめのやり方を解説していきますね!
- 結論:安く抑えるならネット経由で作成か自作
- 楽に安く抑えたいならネット
- こだわりがあるなら自作
- ネットで頼むおすすめショップ
結婚式のペーパーアイテムの意味を再確認
結婚式のペーパーアイテムとは招待状や席次票やメニューなど結婚式で使う紙媒体を指します。
ここではそのなかでも、まず必要な招待状と席次票について書いていきます。
結婚式の招待状とは?
結婚式の招待状とは、結婚式の日時・場所などをお知らせし、来てほしいと招待するものです。
親族や友人、会社関係など自分たちが結婚式に来てほしい人たちへ送るまず最初のアイテムであり、
初めての二人の共同作業となります。
招待状の内容としては、
- 封筒
- 招待状本状
- 返信はがき
- 会場案内図
- 付箋
5点でワンセットです。
自作する場合は付箋と会場案内図を忘れずに入れましょう。
会場案内図は式場さんにもらってくださいね!
同封する付箋の内容は、主に親族や挙式に参列する人に向けての集合時間や場所を書きます。
たとえば、挙式30分にお越しくださいやバスのお知らせというような内容になります。または、付箋に受付のお願いを書いて同封したりもします。
親族紹介がある方は1時間前が多いですね。式場で違う場合もあると思いますので、確認してみてください。
自分の式にあった付箋を作成してくださいね!
結婚式の席次票とは?
席次票とは結婚式の披露宴でのテーブル席の配置案内図のことです。
これを見ることによって自分の座る位置が確認できますし、また出席者が誰が誰かを確認することができるものです。
ここで上座など、誰をより良い席にするかが難しい問題となってきます。
結婚式のペーパーアイテム(招待状、席次票)を手配する方法とは?
結婚式のペーパーアイテムを手配する方法は主に式場に手配するか、自作するという方法があります。
どちらにも、メリット・デメリットががあり、検討してみることをおすすめします。
ペーパーアイテムを式場に手配する場合
式場に招待状や席次票を手配するメリット
結婚式の申し込みのついでに式場で申し込んでしまえることが一番のメリットですね。
- 任せっきりで楽
- 式場に行ったついでに申し込みができる
- プロの意見が聞ける
式場に招待状や席次票を手配するデメリット
費用が高くなるのが一番のデメリットです。
- 費用が高くなる
- プロのアドバイスが間違っていることもある
- 式場によってはアドバイスがないことも
実際にプランナーさんがとんでもないアドバイスをしていたり、知識がなかったり、アドバイスをしてくれないこともあります。
プランナーさんは掛け持ちで忙しいのでそこまで時間がとれないという事情もあるとおもいます。
ですので、式場に頼む場合は丸投げにせず、名前の確認や席次の内容には注意してとりくむことをおすすめします。
そうなるとあまり自作と手間がかわらなかったりするので、式場にたのむことはおすすめしていません。
ペーパーアイテムを自作するメリットデメリット
自作にもいろいろ種類があります。
- 完全自作
- キットだけ買って自作
- 半分業者
おもに上の3つに分類ができます。
簡単な自作のおすすめは②です。
こだわりが強いなら①の完全自作するのがおすすめです。ただし、金額と時間がかかるおそれがあるのでそれを注意して行ってくださいね。
デザイン関係にお勤めですとか、慣れていれば別ですが、素人がやろうと思うと思ったより時間がかかります。
一番のおすすめは、ネットで半分自作かネットで手配するというのが安く上がって手間もあまりかからないのでおすすめです。
①完全自作で招待状や席次票をつくる場合
①完全自作のメリット
完全自作のメリットは思いどうりのイメージで作れるオリジナルウエディングができるということです。
自分たちのテーマがあり、人と被りたくない!オリジナルウエディングがしたいと強く望む方におすすめの方法です。
紙の素材からデザインまでこだわりぬけるのが特徴です。
①完全自作のデメリット
完全自作の場合は時間がかかることと、こだわりによっては費用が高くなることです。
デザインをするのも決めるのも時間がかかりますし、それが決まっても素材を決めたりするにも時間がかかります。
カップルによってはここでもめて疲れてしまって、業者に結局頼むというかたもいたので、意欲と時間があるかたのみ挑戦されることをおすすめします。
どちらかというと、お金と時間があるかたにオススメのプランです。
②キットだけ買って自作
②キットだけ買って自作のメリット
費用が安く抑えられて、自分たちの思い通りにもなるというのがメリットです。
完全自作に比べると自由度は減りますが、オリジナルのロゴを入れたり、マークを入れたりなどを印刷面で自由にオリジナリティをだすことができます。
印刷面を自分たちでデザインするだけでもオリジナリティはぐっとあがりますし、一番手軽な方法で満足感を得やすいのところがおすすめです。
印刷部分は思うよりもスペースとデザインが自由になるので、外側はお気に入りの既製品のものを利用して、あとは自由にデザインしてもオリジナリティは十分にありますよ。
印刷部分とは、招待状ならの文面を書く部分、席次票なら席順が書いてある部分のことです。
結婚式のペーパーアイテムを本格的に安くあげようと思うなら自分たちで作るのがベスト
感情面を入れずに、数字だけで見れば自作することが一番安くあげる方法です。
感情面とは、どのようにかわいくしたいかなどこだわりが強くあるという感情のことです。
オリジナルウエディングりこだわり、よりよくしたい!などの感情のことを入れないということです。
こだわりが強くあるなら、式場で作るのと同じか、下手するとそれよりかかることもあるので要注意です。
強いこだわりがない場合や、こだわりがあっても予算を考えられるならネットで注文しての自作か、ネットの業者に頼むのがおすすめです。
ペーパーアイテムの手作りは本当にお得なの?
結論から言うと、個人的にはお得だといえませんね。
知識と経験があって、金額だけを優先させるなら手作りがお得かもしれません。
正直に言えば、時間単価を考えたり手間を考えると業者に任せる方がお得だと思います。
結婚式はやることが思うよりいっぱいありますし、二人の時間も無限ではありません。
そこから考えても個人的には業者がおすすめですね。
実際の経験者も業者に頼むカップルが半数以上
リクルートが運営する「ブライダル総研」の2018年の調査では、下のような結果がでています。
すべて事業者へ頼んだ | 59.3%(16年調査 53.3%)+6.0pt |
一部事業者へ頼み、残りは手作りした | 17.6%(16年調査 14.3%)+3.3pt |
すべて手作りした | 17.3%(16年調査 25.6%) → -8.3pt |
(ブライダル総研より引用)
一部手作りと全て手作りは同じ割合ですが、完全手作りをする人は減少しています。
オリジナリティを出したいなら半分自作にするくらいでいいと思います。
オリジナルにこだわったウエディングを考えている方は時間をとって完全自作がいいと思います。
基本的にオリジナルにこだわるかたは、安くあげるというよりはお金をかけてやっている印象ですね。
招待状の印刷面の文例はネットにもある
本状の文例はネットにたくさんあがっているので、そちらから選んでいいと思います。
ネットで表紙などを買う方はテンプレートがついていることが大半なので、そちらを利用しましょう。
たとえば、平安堂ウェディングでは無料のテンプレートを購入の方にダウンロードできるサービスがあります。
このように手作りキットを買うなら、ダウンロードできるサービスがあると便利ですよ。
自作するときの難しいのはキットにあったサイズにすることなので、業者でテンプレートがあって使用できれば一番ぴったりのサイズに簡単に仕上げられて楽だからです。
やってみるとわかりますが、印刷調整が一番難しく、時間のかかる作業になります。
招待状の文面で主流になっているのは両親と自分たちの連名
今主流になっているのは、両親と自分達の連名のパターンです。
両親から来られても友達が両親の名前を知らない、親族が本人達でもピンとこないなどの問題がないので、おすすめです。
以前は両親の名前だけが書いてあるものが主流だったのですが、現在では多くの人が自分たちが主体か、両親と連名でだしています。
招待客のリストは早めに作るのがおすすめ
招待客をリストアップするのを早めることは招待状の枚数の決定に影響するので早めに決めましょう。
後の作業のスピードアップにもつながりますよ。
最終的には郵送か手渡しするので、住所や名前の確認が重要になってきます。
郵便番号は間違っても着きますが、漢字は失礼にあたるので注意しましょう。
たまに年賀状の文字が達筆過ぎて、読みきれなくて間違えたというかたもいらっしゃいます。
招待状が出来ないと次の席次表に行けないので、早めにやってしまうのがおすすめです!
席次表を作るうえでの注意点とは?
席次票で大事なのは席順と名前に間違いがないかです。
席順が完璧でも名前が間違えていては話になりません。
すでに招待状を送っているので、そこでもし名前を間違えて送付していてもご本人が修正してきてくれることがほとんどです。
そのため、正しい名前の情報が集まっていることと思います。
意外に自分で思いこんで覚えていたり、漢字の間違いなどが発見されることが多いです。
基本の席順はありますが、状況などにより変わりますので、親御さんや、ご本人同士、また式場担当者などと相談して決めましょう。
ただ、プランナーのなかにはよくわかっていない方もたまにみうけられますので、すべて信じてしまうのはよくないかもしれません。
私がかかわっていた時も、これに気がつかないの?いいの?と思うようなものがあり、修正しなくてよいのか確認したことが何度もあるためです。
一番難しいのは印刷設定!?
実は自作する人にとって一番の難関は印刷です。
なれていても間違いなく苦戦するので、思った以上に時間をとられますし、うまくいきません。
まずは、試し刷りをするのをお勧めします。
思った位置に印刷されないことが普通だと思ったほうが良いです。
上下の確認、印刷位置など確認点がいっぱい!
紙を入れたらどのように印刷つされてくるかを確認する必要があります。
上下の確認も含めてまずは本番の紙ではない同じサイズの紙を用意して印刷してみましょう。
印刷の位置がずれる、プリンターの汚れによって紙をダメにするなどなど苦労がつきものなです。
印刷したら上下さかさまだったなんてことは結構あります。
経験者の方や印刷設定などパソコンに強い方、やる気と時間のある方でないと正直むずかしいかもしれません。
何度か試してみてベストな位置をみつけてくださいね。
キットを選んで印刷してもらえる業者ならこの手間がない
正直に言えば、このような印刷の手間があるので業者に頼むのはおすすめです。
結婚式場で紹介されるよりは、ネットの業者のほうが安いことが多いです。
印刷のプロの平安堂ウェディングですと、手作りのかたの商品と印刷までするプランが用意されていますよ。
平安堂ウエディングを運営する「平安堂」さんはもともと年賀状や名刺、はがきなどを印刷してきた会社なので印刷はまかせても安心感があります。
元業者経験者が明かす自作あるある
- 最初はオリジナルをつくるぞ!と頑張ってみたものの、こだわることに疲れた
- 時間が足りなくなった
- 親のヤジが入ってやり直しに
結構多いのは、自作しようと思ったけど疲れたと、時間がなくなったというものです。
思ったより作業に時間がかかる事と、自分たちの時間がないことが主な要因の方がおおかったです。
次に多いのが3番目のようにご両親との意見があわなくてやり直しになるパターンです。
ぜひ、ご両親とは自分たちの中で決定しても相談するようにしてくださいね。
ご本人たちはいいと思っていても、親御さんたちの思いがあったりするので、方向性を伝えたり、見せることは大事です。
無駄なお金と労力になる前に業者に頼むという選択肢も…
結構疲れたという意見が多く、続いて時間が無くなって結局業者に任せたという方も聞きました。
そうなると二重の出費になりますのでもったいないですよね。
一度招待状だけつくってみて、いけそうなら他も取り掛かるという感じでもいいかもしれません。
初めてのことなので、思ったより時間がかかるということが普通だと思います。
また、予想していた金額よりも多くかかってしまって、計算が合わなくて断念される方も多く見てきたので、要注意ですよ!
まとめ:【結婚式経費削減】招待状や席次票は式場?自作?どっちがお得?半分自作かネットの業者で式場より安く抑えよう!
自作にしても、業者で頼むにしてもネットがおすすめです。
特に印刷を長年しているプロに頼むのが一番安心でおすすめですよ。
式場は高いので、少しでも経費削減できると嬉しいですよね。
みなさんが素敵な結婚式を迎えられますようお祈りしてます!