なんでこんなことをいうかというと、私自身がそうだったからです。
そうとは、若年性アルツハイマー病なんじゃないかと思うほど、
物忘れがひどい時期があったのです。
元からちょっと忘れっぽいし、今も忘れっぽいのですが、笑
それとはまた違うというか、輪をかけてというか、
断然忘れっぽくなっていたのです。
実はその原因は「うつ病」でした。
そんな方への情報になればと思い書いていきます。
- 最近病気を疑うほど物忘れがひどい気がする
- うつ病を疑っている
- 精神的に思い悩んでることがある
- 原因不明の体調不良がある
- 会社に行かないと考えるとスッと肩の荷が下りる
最近物忘れがひどいなと思った
その頃、母が脳神経外科で手術を受けることがあったのですが、
その手術の説明の時に私は認知症では?ってことを先生に聞いちゃうくらい
疑っていたのですwかなりありえない、強引な作戦ですが^^;
以前は覚えられたものが覚えられなくなる
その頃、販売員をしていたのですが、
お客様の探している商品の品番、色、サイズを覚えてストックに取りに行くというのが
毎回する作業でした。
時には7つ分を覚えて余裕で持ってきていたのですが、
そのころは一つでもその商品をもっていかないと忘れるし、
下手したら何を取りに来たのか忘れるくらいでした。
若年性アルツハイマー病を疑っていた
そのころ映画で「私の頭の中の消しゴム」という映画が流行っていて、
若い人でも病気にかかることがあるということを知る機会があったのです。
そんなこともあって、私はそっちを疑っていました。
お嬢様と築家志望男性が運命的な出会いをし、二人はすぐに恋におちてしまう。
二人は結婚することを決意し、晴れて新婚生活を迎える。
そんな幸せいっぱいの二人だったが、
あるときから彼女がもの忘れがひどくなり、
アルツハイマー病と診断され、
彼のことや自分のことさえも忘れていくという涙が止まらない物語。
気になった方はこちらへ→私の頭の中の消しゴム [DVD]
話はもどりまして、
他に感じた異変としては…
他に感じていた異変
当時はおかしいなってくらいというか、
そこまでひどいとも思ってなかったのです。疲れかなとか。
今思い出せば、やっぱりおかしかったなと思うのは、
この3点
1.自分らしくないミスをする
普段の自分ならミスをしないような小さなことや、ありえないことでミスをする。
- お客様への入荷連絡をしたのに書き忘れる
- どこかにものを置き忘れてしまう
- なんだか急に自分でなにをしようとしてたかわからなくなる
など、自分らしくないことをしてしまうのです。
同僚や先輩のフォローもあって本当のミスにはつながらなかったのですが、
全ての事例は覚えていませんが、とにかく「自分的にありえない」ミスをするのです。
それは、おそらく物忘れからくるものでした。
そのほか感じた異変としては、
2.何にも興味がなくなってきた
いわゆる「うつ病」でよく言われる症状の、
「以前楽しかったことが楽しくなくなる」という状況です。
当時は疲れてるからかなぁと思っていました。
3.なんだか自分って一人だなぁとか虚無感に襲われる
あるとき、帰宅するためにバスに乗っていた時、
急に
と思って泣きたくなったり、
という哲学者のような深みの領域の考えが浮かぶようになっていたのです。
そこでおかしいなと疑うべきでしたが、
その時にはもう疑うという考えすら浮かばなくなっていました。
そんな冷静に客観的にみられる自分はいなかったのです。
うつ病性の「仮性認知症」とは?
「仮性認知症」とは、うつ病が原因で発症するもの
「仮性認知症」とは、うつ病が原因で発症するもので、よく私たちが知っている
「アルツハイマー病」とは原因が違うのです。
何が違うのかというと、前者は「海馬」、後者は「前頭葉」の機能不全で起こるのです。
うつ病による認知症の症状は主に「ストレス」によるもの。
ですので、治る病気です。
(引用・参考:うつ病性の「仮性認知症」かも: NIKKEI STYLE)
まずは、そのために「ストレス」や「うつ症状」の原因を改善していきましょう。
ちなみに、気がつかなかった私はこうなりました
「うつ」という自覚がないし、
自分的に「ストレス」があることを感じておらず、
改善もしないと次のようになります
※あくまで私の場合です
その時に悩んでいたこと
その時に悩んでいた主なこととしては、
- 会社の方針と自分の方針が合わない
- 利益優先で物を売らなくてはいけないが、自分は良心で売ってしまう
ということに悩んでいました。
会社の方針と会わない
これはよくあることですよね。
お客様のためにこういうことをしたい!
という方針と
という会社の方針の間でイライラしていました。
よくあることですが、そちらの板挟みは今に始まったことではないので、
割合で言えば次のほうがでかいかもしれません。
ただ言えるのは、5年間ほどの不満がたまっていたということです。
利益優先かお客様優先か
私は婦人靴の販売をしていたのですが、
そこでお客様の足に合わない靴を売ることに良心が痛くなっていたのです。
特に、外反母趾の方に幅が大きな靴を売る(3Eなど)のは苦しかったです。
お客様が望んでいるならそれは仕方のないことなのですが、
実は自分が足の幅が広いからといって幅の広めな靴を履くのは実は逆効果なのです。
これは靴業界の常識を覆す話なのですが、
(だからこの説を唱える人は知られてないのでほぼいませんが^^;)
一応そんな方には説明して、こんな風に合わせるといいですよ
という話をしていました。
そうすると何が悪いかって、
私が担当する=利益になる会社の物を売れないのです^^;
そして私は他社を売るのですが笑、
あまりよろしくないことですよね^^;
幸いにそこまでノルマの厳しい会社ではなかったのですが、
間違った靴選びをしていって足を痛めている、
足を痛めていく人をみるのが辛くなってしまったのです。
なかなか自分ではできずらいけど…
私がお薦めする靴選びは
- 甲の部分で止まるものを選ぶ
- 土踏まずの部分を補強して前に進まなくする
- 幅が苦しいときは広げる
おしゃれなくつはほぼこれ無理ですw
中で土踏まずで補強するだけでも違うのでやってみるとよろしいかと思います。
※男性はまた違います(男性は足裏も筋肉があるので)
他者に転職しようと思うが同じ業界は無理的なヤツ
私にその選び方を教えてくれたのが、
他社でそのような「足あわせ」をされている方でした。
二人でかなり売り上げたので、
他者へと誘われてたのですが、
結果はよくある大人の事情で難しい
ということでした。
そんなにっちもさっちもいかないなかついに事件は起きましたw
ある日体調不良になり早退してそれから行けなくなる
そんなある日、体調をくずし、
今思えばその会社に行っていた時私は年中体調不良をおこし、
病院によく通っていたのですが…
家に帰って、明日は行かねば…なんて考えてたのです。
そんな時に心配した課長から電話がかかってきました。
課長の言葉
仕事は回るから来なくていいよ
ゆっくり休んで。無理に来なくていいよ。
こんな内容の電話でした。
次の日おきてダメそうだったら、僕に電話してねと。
それまで私は
- 現場に迷惑がかかる
- 仕事が回らなくなる
- 人数が一人でも減るのはよくない
とちょっと辛くても、熱があってもとりあえず出るという
ミス社畜ちゃんでした。
それを言ってもらった時にすごく楽になって、
おそらく今まで我慢していた分のものがあふれだし、
会社に行けなくなってしまったのです。
課長も私が最近の異変に気がついていたようで心配して電話をしてきてくれたようでした。
結果:「うつ病」と診断される
会社の人間がそのころ相次いで「うつ病」に倒れるという出来事が多発していたので、
(今思えばやっぱりやばいところですね)
会社の医務室の先生が勧める病院へ行って診断を受けました。
そこでは「うつ病」と診断をうけました。
まだ信じられませんでしたが、
体が言うことを聞かないのでそうなのかなって感じでした。
のちにここの病院は合わないので別の病院へ行くのですが、
会社のすすめるところより、
もし知り合いや誰か経験者がいれば、
その方達のいいという病院や先生にかかることをお勧めします。
行ってみて自分が合わないと思うところはやめた方がいいと思います。
こんな人がなりやすい?当てはまるかチェック
今は簡易にチェックできるようなサイトもあるので、そちらで簡単に
チェックしてみるというのもいいかなと思います。
ちょっと自覚すると改善していこうと思えるので。
病院へ行かなくても休養すれば治る場合もありますし、
改善策もとれるかもしれません。
ちなみに、私は投薬なしで改善しました。
まとめ
- 忘れたことを忘れてないなら認知症ではない
- うつ病による「物忘れ」かもしれない
- 最近自分に違和感を感じるなら何かを疑ってみる
ここに当てはまるからといって、すべての方が「うつ病」であるとはいいきれませんが、
まだ会社に行けている段階なら、
もし不安に思われるなら医療機関を受信されてみてもいいし、
仕事でそうなっているのならなるべく負担を減らし
辞められるならやめる、転職など
楽になれる道を探されるといいと思います。
私のようにつぶれないうちに…
うつが改善しても就職が不安という方にはこんな支援機関もありますよ
職場定着率90%!うつ症状専門の就労移行支援【シゴトライ】この記事が参考になった、面白かったという方はSNSでシェアして下だけると嬉しいです!!