お金が欲しいから宝くじを買おうかなと思ったことがあるあなたへ。
結論からいうと、お金が欲しいなら損をするのでそのお金を投資したほうがよっぽどいいですよ。
たとえば、100万円投資するとして手数料に54万取られたら投資しますか?
宝くじの仕組みも同じです。54%は地方自治体に寄付しているようなものです。
あなたが超お金持ちで全てを買い占めたとしても半分は損してしまいます。
それよりも、コツコツとお金を貯めて宝くじを買うお金で投資したほうがお金が貯まりますよ。
今回は宝くじが損な理由を数字でみながら解説していきます。
- 結論:お金を稼ぐなら宝くじは損
- 宝くじは還元率が最低
- 宝くじは当選率も低い
- お金を増やすなら投資がベター
宝くじを買った人が損をする、胴元が儲かる仕組み
宝くじは「愚か者に課された税金」と呼ばれるほど勝った時の払い戻し金額が低いです。
掛け金に対して戻ってくる確率上の見込み金額を「期待値」や「還元率」といいますが、それが一番低いのが宝くじです。
やるというと拒否感を示すことが多い公営ギャンブルと比べてみても、その低さは明らかです。
- パチンコ・パチスロ…80−85%
- 競馬…70−80%
- 競艇・競輪…75%
- 宝くじ…46%
宝くじの年末ジャンボで億万長者になれるのは毎年100人近くいるが、確率で言えば2000万分の1。交通事故が1000分の9なので、宝くじに当選するより買いに行って事故に遭う可能性のが高いという現実w
ちな、宝くじの還元率は50%もないのに、競馬は75%、パチンコは80%なので競馬やパチンコの方がまだマシ
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年2月8日
一万円分宝くじを買うと5400円は胴元に持っていかれる仕組みです。
地方自治体に寄付しているというと聞こえはいいですが…、東京オリンピックの財源にもなるそうですね。
うまく使ってくれることを望みますね!
【確率】数字で比べる宝くじを買うと損をする理由
確率で宝くじの当選確率をみると1000万分の1の確率です。これは1年間で交通事故にあう確率より低い確率です。
ここまで還元率でみてきましたが宝くじで気になるのは当選するかどうかです。
交通事故にあって亡くなる、国際線で自分の乗った飛行機が墜落する確率と比べても低いものになります。
行動経済学では低い確率を歪んで高く見ることでワクワクする幸福感を感じるドーパミンがでることで、合理的ではない意思決定をしてしまうのが影響しているようです。
その意思決定に騙されず、冷静に判断するのが大切ですね。
>>参考:低い当選確率を高めに見積もるワクワク感に脳内ドーパミンが関与
宝くじより投資の方がいい理由
宝くじに投資せずに毎月その分のお金を積み立てていれば計算上では10年で約10万円増やすことも可能です。
1年間の宝くじ購入者金額は平均で26,650円といいます(宝くじ公式サイトより引用)。
計算しやすく毎月2200円を一年間積み立てたとして、10年で7%の利回りで運用したとすると380,787円になります。(楽天証券シュミレーションで計算)
普通に貯金すれば10年では264000円なので約10万円増えている計算です。
積み立てる金額を増やせば金額はさらに大きくなります。
夢を買うならいいと思いますが、お金持ちになりたいのなら堅実に貯蓄して、投資するという選択をするのがベストですね。
まずは節約してから投資する
投資をする前にまずは節約が大事です。無駄な支出をおさえてから投資しましょう。
毎月出ていくお金である固定費を削減していくのが大事です。
携帯を格安SIMに変更したり、保険を見直したり、電力会社を変更するなどできることから節約していきましょう!
宝くじは夢を買うならいいが、お金が欲しいなら損!
宝くじは確率からみても還元率からみても損ですし、投資をおすすめします。
夢を買うということで楽しんで買うのはいいと思います。
おすすめは堅実な貯蓄して種銭をためて、投資するという方法をおすすめします。
投資の神様の「ウォーレン・バフェット」が「ゆっくりとお金持ちになるのは簡単だ。」といっているように長期的に計画すれば資産は増やせるものです。
一攫千金は夢がありますが、夢にかけて損するよりも投資をおすすめしますよ。
参考になれば嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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